ご本尊 釈迦牟尼仏
釈迦は、古代インド、ネパール地方にあったシャーキヤ族をいう。
牟尼は、聖者、尊者の意味。
仏は、仏陀で、目覚めた人、真理を悟った人という意味がある。
石幢六地蔵
地蔵とは、仏陀の死後、弥勒菩薩が成仏するまでに現れて、人々を救う菩薩(ボサツ:さとりの完成に努力し、修行する者)をいう。
六地蔵は、地蔵菩薩を六道(天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄)に配し、おのおのの道の教化をする、とするもの。
当寺の六地藏は、昭和47年に檀信徒であった、故 関戸直利氏により建立寄進されたもので、特徴として、灯籠形の六地藏であり、氏の感性が伺えるお地蔵様である。
願掛け観音
観音とは、正式には觀世音菩薩(カンゼオンボサツ)といい、觀自在菩薩の名称である。
觀世音とは、人々が救いを求めるのを聞くと、直ちに救いを求める者の姿に応じて、千変万化の相となり、救済するというもの。
当寺の願かけ観音は、建立年代は不明。
しかしながら、昔から願いが叶う、と多くの人々の言い伝えが今も続く観音様である。